D2-1 大規模な東大化合物ライブラリーからのサンプル提供
本邦最大28万種の公的低分子化合物ライブラリーからのサンプル提供相談と無償提供（容器等は実費）、nL微量分注プレート作製
[1] 支援担当者
| 所属 | ①東京大学 創薬機構 | |
|---|---|---|
| 氏名 | ①小島 宏建 | |
| AMED 事業 |
ユニット／領域名 課題名 |
ケミカルシーズ・リード 探索ユニット（ライブラリー・スクリーニング領域） 実践創薬ナレッジとイノベーションで拓くリード創出 （大型創薬研究基盤を活用したスクリーニング支援） |
| 代表機関 代表者 |
東京大学 小島 宏建 |
|
| 支援技術のキーワード | 化合物サンプル、化合物ライブラリー、企業寄託サンプル、マイクロプレート、アッセイレディプレート | |
[2] 支援技術の概要
- 28万種所蔵の大規模低分子化合物ライブラリー（製薬企業寄託サンプル取扱は下記と一部異なる）
- 提供サンプル（DMSO溶液）の数や種類の相談
- μL単位での提供サンプルのマイクロプレートへのチップ分注・提供
- nL単位での微量分注によるAssay readyプレート作製・提供（受取後の化合物分注作業が不要）
- 産学官いずれの研究者も利用可能
- 使用目的や方法とアッセイ結果の通知が必要（創薬以外の目的も歓迎）
- 共同研究的な支援を伴わない場合、一般提供用サンプル利用で得られた成果は利用者に帰属
- サンプル自体は無償。プレート代や送料等の実費請求の場合あり
http://www.ddi.u-tokyo.ac.jp/application/
[3] 支援技術の利用例
600以上の研究テーマに対し、のべ2400万を超えるサンプルを提供してきました。公表可能な成果は弊機構のウェブサイトに掲載しています。
http://www.ddi.u-tokyo.ac.jp/results/
http://www.ddi.u-tokyo.ac.jp/publications/
[4] 支援担当者の研究概要
生命科学の研究成果を疾病の治療薬や診断薬、農薬等の創製に繋げることは喫緊の課題です。私たちは創薬等のアイデアを持つ研究者に対し、標的分子を制御するツール化合物探索はもとより、創薬目的の場合においては、体内動態や毒性を考慮して、in vitro、in vivo 実験にて目的薬効を示すリード化合物の創出まで他の支援組織とも連携して支援します。最終的には製品化検討を希望する企業への橋渡しを行い、実用化を目指します。
その探索研究を効率的に実施するため、化合物ライブラリー構成の見直しやサンプル提供方法の改善を行っています。
化合物サンプルの提供やアッセイ系構築に関するご相談はいつでも承っています！
