【日 時】 2021年9月30日(木) 13:00 ~ 17:30
【参加費】 無料
【講習会WEBページ】
https://pdbj.org/news/workshop20210930
【参加登録】
講習会WEBページの[参加申し込みのページ]からお申込みください。
申し込み締切は9月23日(木)とします。ただし、参加定員に達した場合、事前に締め切らせていただきます。
【開催趣旨】
生体高分子の立体構造を決定する構造生物学は、現代の生物学にとって不可欠なアプローチです。蛋白質構造データバンクPDBには、多くの立体構造データが登録されており、そこから多くの知見を引き出すことができます。しかしながら、立体構造は大変複雑であり、分子ビューアの操作も初心者にはなかなか厄介です。そこで、本講習会では、3人の研究者の方をお招きして、最新の研究成果を発表していただくと同時に、その研究で使われた立体構造データを、受講者の皆さんに、分子ビューアソフトを使って、よく観察していただき、より深く研究内容を理解していただくことを目指します。分子ビューアは、PyMOL、UCSF Chimera、Molmilを用いる予定です。設定や使い方は、PDBjのスタッフがサポートいたします。構造生物学に関心のある方の積極的なご参加をお待ちしております。
【事前インストールが必要なソフトウエア】
分子ビューアとして、PyMOLとUCSF Chimeraのインストールを事前に行っておいてください。
詳細な手続きはWebページに示します。また、できるだけマウスを用意してください。
【プログラム】
13:00-13:15 「PDBの最近の動向」
栗栖 源嗣(大阪大・蛋白研)
13:15-14:15 「PDBデータの使い方・分子ビューワの使い方の基礎」
川端 猛(蛋白質研究奨励会・大阪大)
14:15-15:15 「新型コロナウイルスを標的とした高親和性ACE2の開発とその構造解析」
有森 貴夫(大阪大・蛋白研)[PyMOLを使用]
15:15-15:30 休憩
15:30-16:30 「効率的なデータ収集を目指した新たなクライオ電子顕微鏡用グリッドの開発」
藤田 純三 (大阪大・生命機能) [UCSF Chimeraを使用]
16:30-17:30 「Gating-modifier toxin APETx1による電位依存性カリウムイオンチャネルhERG阻害機構の解析」
大澤 匡範(慶應大・薬)[Molmilを使用]
【お問い合わせ】
蛋白質研究奨励会 研究員 川端 猛
Email: kawabata"AT"prf.or.jp
※ "AT" 部分は@に置き換えてください