第59回SPring-8先端利用技術ワークショップ/大阪大学蛋白質研究所セミナーのご案内
拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申しあげます。
2021年3月23日(火)に標記ワークショップをオンライン開催いたします。
本ワークショップでは放射光施設SPring-8を利用したタンパク質構造解析の現状と最新成果について、
これから取り組みたい方にも向けて紹介します。また、利用者と施設スタッフが将来について議論を
深めることで、当該分野の研究を推進することを目的とします。
特に、今回はCOVID-19治療薬開発につながる最新の成果について、世界初のHIV治療薬を開発された
国立国際医療研究センターの満屋裕明先生にご講演いただきます。奮ってご参加ください。
敬具
記
日 時:2021年3月23日 (火)
場 所:オンライン開催
主 催:高輝度光科学研究センター (JASRI)
大阪大学 蛋白質研究所
理化学研究所 放射光科学研究センター
共 催: SPring-8ユーザー協同体 放射光構造生物学研究会
後 援: 日本医療研究開発機構 (AMED)
詳細・参加申込はこちらのURLを参照下さい。
http://www.spring8.or.jp/ja/science/meetings/2021/210323-1/
http://www.protein.osaka-u.ac.jp/seminar/20210323/
以上
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10:00-10:10 主催者代表挨拶・趣旨説明
10:10-11:10 ビームライン現状報告
10:10-10:30 大阪大学蛋白質研究所ビームライン・台湾ビームライン /山下栄樹 (阪大蛋白研), 吉村政人 (NSRRC)
10:30-10:50 共用ビームライン / 長谷川和也 (JASRI)
10:50-11:10 理研ビームライン / 上野剛 (理研RSC)
11:15-14:40 利用成果報告 (12:00-13:00は休憩)
11:15-12:00 X線結晶構造解析とその理解に誘導されたHIV/HBV/SARS-CoV-2感染症に対する治療薬の開発
/ 満屋裕明 (NCGMRI/NCI・NIH)
13:00-13:25 リボソーム合成と生理活性フォルダマーペプチドの発見 / 仙石徹 (横浜市大院医)
13:25-13:50 黄色ブドウ球菌の病原因子を阻害する抗肥満薬 / 北所健悟(京都工繊大)
13:50-14:15 環状ペプチドのヒト血清アルブミンに対する結合様式 / 和久井直樹 (長岡高専)
14:15-14:40 Trypanosoma brucei GMP還元酵素の多量体構造変化とアロステリック調節
/ 乾隆 (大阪府大院生命環境)
14:45-15:40 自動測定・遠隔測定の紹介
14:45-15:05 自動測定システムZOOの上手な使い方 / 平田邦生 (理研RSC)
15:05-15:20 遠隔実験システム / 水野伸宏 (JASRI)
15:20-15:40 SPring-8の自動測定/遠隔測定使用記 / 沼本修孝(東京医科歯科大学)
15:45-16:55 施設の状況と総合討論 (SPRUC研究会; 利用動向調査の議論を含む)
15:45-16:05 話題提供:CryoEM/bioSAXS/XFEL / 山本雅貴 (理研RSC)
16:05-16:25 話題提供:最近の施設の動向 / 熊坂崇 (JASRI)
16:25-16:55 総合討論
16:55-17:00 閉会挨拶
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問い合わせ先: 第59回SPring-8先端利用技術ワークショップ 事務局
(公財) 高輝度光科学研究センター
担当:利用推進部 西川
〒679-5198 兵庫県佐用郡佐用町光都1-1-1
TEL:0791-58-2785 FAX:0791-58-2786
e-mail:jasri-event@spring8.or.jp <事務局アドレス>