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大阪大学における『PDBj・BINDSユニット連携講習会「創薬・生命科学における構造データの利用法」』(2020年1月30日)のお知らせ


大阪大学 蛋白質研究所において、『PDBj・BINDSユニット連携講習会「創薬・生命科学における構造データの利用法」』を2020年1月30日 (10:30—18:00)に開催いたします。
タンパク質や化合物の構造データには、創薬や生物学の基礎となる、化合物とタンパク質の相互作用の解析に有効な知見が含まれています。
今回は、BINDSの最適化ユニット(PDBj)、インシリコユニット、ケミカルシーズ・リード探索ユニットが連携して、こうした構造データを活用した解析法・化合物スクリーニング法について計算機講習・講演を行います。
計算機演習としては、PDBに登録されている化合物-蛋白質の複合体立体構造の活用法(川端)、蛋白質の立体構造比較法(Rozewicki・Standley)、 創薬ターゲットのデータベース(土方・白井)についてPCを用いた実習を行います。
また、より実践的な化合物探索について、 大阪大学での化合物ライブラリのスクリーニング支援活動(布村・藤井)、並びに計算機による化合物スクリーニング技術(広川)についての紹介を行います。

詳細は、こちらをご覧ください。



・日時 : 2020年1月30日(木)10:30-18:00

・場所 : 大阪大学 蛋白質研究所 本館1階講堂

・定員 : 40名程度

・申し込み: Webの参加申し込みフォームよりお申込みください。

・計算機: 原則として各自でノートPCを持参していただくようお願いいたします。 また、阪大で保有するWindows PCの
     貸し出しも行いますので、希望される方は、参加申し込みの際にお知らせください。



・プログラム

2020年1月30日(木)

10:30 - 10:35 「本講習会の趣旨について」
         栗栖源嗣 (大阪大学 蛋白質研究所)

10:35 – 12:00 「HOMCOSによるPDB内の複合体構造の検索とモデリング
         川端 猛 (大阪大学 蛋白質研究所)

12:00 – 13:00 休憩(昼食)

13:00 - 14:00 「大阪大学創薬サイエンス研究支援拠点におけるBINDS支援」
         布村 一人(大阪大学・薬・附属化合物ライブラリー・スクリーニングセンター)
         藤井 晋太郎(大阪大学・薬・附属創薬センター 構造展開ユニット)

14:05 – 15:05 「インシリコスクリーニングによる医薬品候補化合物の探索」
         広川 貴次 (産総研・創薬分子プロファイリングセンター)

15:25 – 16:25 「Application of structural alignment in immunology」
         John Rozewicki, Daron Standley (大阪大学 微生物研究所)

16:30 – 17:30 「Drug Target Excavator (DTX)による創薬ターゲット探索 」
         土方敦司・白井 剛(長浜バイオ大学)