BINDSの研究支援および技術高度化の活動によって産出されたデータファイルは、長期保存をする価値があるデータです。しかし往々にしてファイルサイズが
大きいため、各現場で保存することが困難になります。 BINDSではそのようなファイルを保存する場所として、コールドストレージを用意しています。
コールドストレージは、2PBのBlu-ray Discのアレイです。Blu-ray Discであるため、長期間(50年以上)の保存が可能であり、保存のための消費電力はほとんどゼロです。コールドストレージはファイルの書き込み後は修正ができないため、データの改ざん防止にも対応できます。ファイルサイズが2TB未満ならば、どのような種類の電子ファイルでも保存することができます。
コールドストレージのユーザは、それぞれがファイル貯蔵領域を確保し、アクセスはパスワード/RSAで管理されています。そのため、他のユーザがファイルを見ることはできません。一度格納したファイルの取り出しは、いつでもユーザー自身で実行することができます。ウェブブラウザーによるファイル検索とファイル取り出しを行ってもらいます。
コールドストレージを新規に利用される場合は、プラットフォーム機能最適化ユニットまでメールでその旨をご連絡ください。BINDSの構成員であることを確認させてもらったうえ、パスワードとマニュアルを配布いたします。